初心者向けFX用語 ロスカットってなに?仕組みと大切さをやさしく解説!

FX

こんにちは!ゴマです。
今回は、FXを始めるうえで絶対に知っておきたいキーワード、「ロスカット」について、初心者の方にもわかりやすく丁寧にご紹介していきます。

「ロスカットって聞いたことあるけど、なんとなく怖そう…」
「そもそもどういうときに起こるの?」

そんな不安や疑問を解消できる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

ロスカットとは?一言で言うと「自動的に損切りしてくれる仕組み」

ロスカットとは、あなたの口座の残高が一定のラインを下回ったときに、自動的にポジション(持っている通貨)を決済して、これ以上の損失が出ないようにしてくれる安全装置のようなものです。

言い換えれば、FX会社があなたの資金を守るために強制的にストップをかけてくれる機能です。

具体的な例でイメージしてみましょう

たとえば、あなたが10万円の資金でドルを買ったとします。
その後、相場があなたの予想とは逆方向に動き、損失がどんどん膨らんでしまいました。

もしこのまま放っておくと、資金がマイナスになってしまう可能性もありますよね。
そこで登場するのがロスカットです。

多くのFX会社では、「口座残高の20%」や「証拠金維持率が50%以下」など、一定の基準を下回るとロスカットが発動されます。
このとき、自動的にポジションをすべて決済して、それ以上の損失を防いでくれるのです。

ロスカットは「損する機能」ではなく、「守ってくれる機能」

「自動で損切りされるなんてイヤだな…」と思うかもしれませんが、実はロスカットは資金をすべて失ってしまう最悪の事態を防ぐための“ブレーキ”のようなものなんです。

むしろ、ロスカットがあるおかげで、損失が限定され、再スタートを切るチャンスが残るのです。

たとえばロスカットがなかった場合、急激な為替変動で、借金のような形でマイナス残高になってしまうこともあります(※FX会社によっては「ゼロカット制度」があり、マイナス分は請求されないこともありますが)。

ロスカットを避けるにはどうすればいい?

ロスカットを避けるためには、以下のような工夫が大切です。

① レバレッジを抑える

レバレッジを高くすると、少しの値動きで大きな損益が出ます。初心者のうちはレバレッジを低めに設定し、余裕のある取引をすることが大切です。

② 余裕のある証拠金を入れておく

ギリギリの資金で取引していると、少しの相場変動ですぐにロスカットが発動してしまいます。なるべく余裕を持って口座に資金を入れておくと安心です。

③ 損切り(ストップロス)の設定をする

ロスカットが発動する前に、自分で損切りラインを決めておくと、自分の判断で冷静に取引を終えることができます。

まとめ:ロスカットは「資金を守る大切な味方」

FXにおけるロスカットは、「勝手に損させられる仕組み」ではなく、「あなたの資金を守ってくれる保険」のような存在です。

うまく付き合うことで、大きな損失を避けることができ、より安心してFXを楽しむことができます。
まずはデモ口座などで実際に「どのくらいの損失でロスカットが起きるのか」を体験してみるのもおすすめです。